【2022.7.7】久しぶりにセミナーを受けました!
- mockingbird005
- 2022年7月7日
- 読了時間: 2分
皆さんこんばんは!今日は本当に久しぶりに、東京でセミナーを受講しました。「認知症問題」と「学校統廃合」についてです。ここでは私の経験とともに、認知症について触れようと思います。そもそも認知症の定義は「生活に支障をきたすかどうか」です。認知症はドーパミンが出せなくなったときに発症すると言われています。また、記憶をつかさどる海馬がつぶれていくことによって、短期の記憶がなくなる、ついさっきの記憶がなくなります。ちなみに昔の記憶はあって、昔のことをよくしゃべるのは、ファイルが違うためだと言われています。認知症は精神的なものとかではなくて、脳の病気だということなんですね。セミナーの中で「あなたがもし認知症になったら、どのように扱ってほしいか」を聞かれました。実は亡くなった私の父が、川へ転落して、脊髄損傷を患い、突然要介護5になり、突然私たちも介護が始まった経験があります。母が亡くなって3年ほどたってからでした。少しずつ認知症が入った父は「自分の言ったこととか否定されたら嫌がってたな~」と思い出し、私は「否定されたくない、肯定してほしい」と回答しました。でも身内だと言ってはいけないと思っても言ってしまうことがあります。「それ聞いたよ!さっきも言ったじゃん!」て。それで幾度となく認知症の父とケンカしたことを思い出しました。真向からぶつかってはけしてダメなんです。だって相手は認知症だって理解していないし、プライドもあります。でも脊損の後遺症に加え、認知症まで発症した父の介護は正直本当に壮絶でした。でも、デイサービス施設や、ケアマネさんに支えられて、お陰をもって心にゆとりができて、家で介護が出来たことも事実です。認知症はそもそも病気だ!って思ったら、常に優しい気持ちで接することが出来るでしょうか?今日は改めてそのことを考えさせられました。私は病気だ!って分かっても、真向から向き合ってしまうことがありましたが、その時は死ぬほど後悔しました。でもさんざん介護したのに、母より父が亡くなったときの喪失感は自分でもびっくりするほど。今の私があるのは、父の存在が大きかったからだと思います。出来るなら、もう一度車いすを押して散歩に行きたいな~って、ありがとうて言いたいな~ってセミナーを受けながらそんなことを思いました。
