【2022.10.31】ケアマネージャーさんからの貴重な話
- mockingbird005
- 2022年10月31日
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皆さんこんにちは!今日はある施設のケアマネージャーさんから、在宅介護について貴重な話を聞かせていただきました。デイサービスが今過当競争になり気味で、職員も利用者も点在している状態です。これ以上になると共倒れすることが懸念されています。おそらく地域包括ケアシステムの構築の中で、デイサービスを増やしてきたからではないかと思います。また認知症に特化したデイサービスが、今年の8月で島田市は0の状態になっております。そのため本人の心の安定を考えますと、一つの事業所に通っていた方が当然いいのですが、デイサービスを併用してそれぞれの事業所の負担を分担する必要性が出てきます。また認知症の専門棟(施設)が設置されている施設は現在島田市では2か所ありますが、これも正直不足しています。また退院時に施設に入るかもしくは在宅で…となったときに、施設に入るまでの期間が長かったりまだ整わず退院を迎えてしまうこともあります。そのため今はショートステイをつなぎで利用することがほとんどですが、包括ケア病棟を望む声もあります。この医療と在宅は永遠のテーマで、せめぎあいをしているなって常に思っているところです。この在宅介護に関しては奥が深く、しかも在宅介護の件数が増加している中、理想と現実がかなりかけ離れてしまっているなと、聞いていてつくづく改めて感じたところです。ただいろんな縛りのなかで「その人らしく住み慣れたところで過ごしてほしい」この気持ちは現場は特に強くて、そうした気持ちで日々本人やご家族に接してくださっていることに本当に感謝しています。その人らしく住み慣れたところで人生を終えられるのって、本人にとってはこの上ないことだと思いますが、本当はそれ以上に身近にいるご家族にとっても、次のステージに向かうのに前向きに明るくその一歩を踏み出せるはずですから…