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【2022.10.14】大井上水道企業団の視察に行って来ました!

あり皆さんこんばんは!昨日今日と一泊で、長野県佐久市と山梨県南アルプス市へ視察に行って来ました。佐久市においては主に「長野県における水道事業広域化の検討について」南アルプス市においては主に「南アルプス市の合併における水道事業一元化について」を各企業団に伺い説明をいただきました。佐久市については、現在給水人口が119.000人。対して大井上水道は21.700人です。水源は大井上水道と似ていて主に湧水で、ほぼ全量まかなっています。山あいで沢筋が多いことから、施設を減らすことが出来ない課題があります。ただ、長野県も給水人口の減少・技術者の確保・経営強化などの理由から、主に長野市と上田市と連携した水道事業統合の方針に向けて進めていますが、様々な課題があって時期は未定としています。佐久市においては、湧水でほぼまかなっていることから、統合のメリットは少ないと考えられます。

ここでは最後に、硬水と軟水の試飲をしてどちらが軟水か硬水か当ててみることをしました。ぜんっぜん分からなくて、結局ハズレ!私はどうも味音痴で向かないようです。

また今日視察した南アルプス市は、6つの町村が平成15年に合併したことをきっかけに一元化に向けて着実に進め、今年の4月にようやくすべて統合しました。ただどうしても課題は多く、財政力の大きさが違うため負担が増える所もあります。これは佐久市でも同様のことを懸念されていました。また、統合により旧事業間を排水管などで接続して、水の融通が可能になることは大きなメリットですが、旧事業間の堺は支管しかないため、メイン管を接続する必要があることから、費用面の課題があるということです。

最初に戻りますが、給水人口の減少・技術者の確保・経営基盤の強化などの理由から、水道事業も広域化を図っていかなければならない時代が来ていますが、それには地域によって様々な課題があることをこの視察で学びました。


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ハイキングをしているわけではありません!佐久市の大石水源の水源地近くまで歩いています。歩くと分かりますが、いたるところから湧き水がちょろちょろ出ていて、水が豊富であることが分かります。


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